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Sumireno diary


菫埜Sumirenoから愛すべき宝物をご紹介します
by sumireno-hiromi
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「mitsukoのスイス~フランス旅日記」より その4

「mitsukoのスイス~フランス旅日記」より その4_f0029536_16131976.jpg

7月20日(金)晴れ
ホテルのいいベッドに寝たのに、どうも慣れない家族部屋。
主人がいびきをかいたらすぐ鼻をつままなきゃとかあまり何度も寝返りをうったら
うるさかしらとかトイレに起きたら目を覚まさせちゃうかしらとか気を使ってよく眠れず
朝寝をしてしまいました。
久しぶりのホテルでの朝食。
皆で美味しいパンにチーズやハム、ジュースもコーヒーもゆっくりたっぷりいただきました。

ここソルグの町を基点にプロバンスを楽しもうと言うことで今日はアビニョンに
連れて行ってもらいました。
アビニョンはにぎやかな観光地で今まで訪れた中で一番賑やかな所だと思います。
パーキングはどこもいっぱいだし人も日本の観光地なみにいます。

車を止めるところを探しているうち、たくまがうんちなんていいただして
今度はトイレ探し。
いつものようにレストランで借りようとしたけどここのトイレは穴が開いてるだけで
たくまがうんちできつころじゃないとすっこめちゃいました。
私にとっても旅先でのトイレがきれいかどうかは重大な問題で、いつも
ちえみが先に行って大丈夫だと聞けば入りそうじゃなきゃ我慢。
それでもと別のパブに入っても同じ穴。
主人がたぶんこの町の下水がそうできているんだからどこも同じだと言う。

どうにかパーキングを見つけて町の中心目指して歩き始めました。
アビニョンはもうひとつのローマと言われた時代があり、この町は
ものすごく長い城壁の内側にありました。
建物も立派で人々の住む町の家々の扉とか窓も趣があってステキでした。

石畳の道の両側にはいろんな店が並び、人々があふれていました。
ここには歴史的な劇場があり今でもいろんなお芝居をやっているらしい。
劇団の役者さんたちが衣装を着けて町を練り歩きデモンストレーションを
しているのに何組も出会いました。
広場ではパントマイムをしている人、楽器を演奏する人、マリオネットの人形を
操る人、変わった衣装でメイクをして立ってる人などがいて。
ローマ時代に迷い込んでしまったような錯覚を起こします。

石畳の道を歩いて歩いてようやくアビニョンの橋の袂まで来たけれど
もうとても橋に上る元気はなく「ここまで来てこの目で橋を見れたからいいね」
とか「橋に上ったらこれが見れないもんね」などと負け惜しみを言いながら
ちょっと一休み。
コニーはたくまにドイツ語で動揺の「アビニョンの橋の上で」を教えてあって
車の中でも何度も歌っていたと思ったらここで歌うのが夢だったとか。
皆が通るところでコニーと拓真はドイツ語で、主人と私はラララで
「アビニョンの橋の上で」を歌い、ちえみがビデオを撮りました。

「mitsukoのスイス~フランス旅日記」より その4_f0029536_1613351.jpg

車を止めたのが待ちのはずれで遠かったので帰りがきつかった。
暑いし途中ですごくカラフルでかわいいキャンディー屋さんを見つけ
皆でひきつけられるように入ってしまい、コニーがたくまに
ペロペロキャンディーを買ってあげたので、たくまはべとべとになりながら
なめていらなくなったのを私がなめるはめになりそれの甘いこと甘いこと。
トイレは我慢だからと水は飲めないし喉はカラカラ。
おまけに石畳の道は歩きにくくて、杖をつき主人に手を引いてもらい
歩いたんだけど主人のエスコートが下手で余計に歩きにくいと
文句を言いながらやっとの思いで車まで帰り着きました。

そこでちえみがもしかしたらと城壁の内側の今では大学になっているという
建物のトイレを探したら、なんと水洗トイレがあったのです。
ようやくすべての欲求を満たし、まだ時間はたっぷりあったけど
今日は他の町に行くのはやめてホテルに帰りました。
「ホリデーなんだからゆっくりしなくちゃ」(コニーの口癖)
日本から持っていった湿布を足にぺたぺた貼って寝ることにしましょう。
by sumireno-hiromi | 2007-08-03 16:29

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